 |
一つ前の画像に戻る |
 |
次の画像に進む |
 |
アサギマダラ リストヘ |
 |
3D昆虫園リストへ |
 |
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る |
|
[解説]
アサギマダラがスナビキソウに集まることはAsagiの39番と41番で述べた。
特に大分県の姫島では例年多数のアサギマダラが海岸のスナビキソウに集まる。
しかし05年には台風の猛威でスナビキソウの繁殖地が破壊されてしまった。
そこで姫島の中城さんらは知人の畑の一角でスナビキソウを育てることを始めた。
この場所はもともとスナビキソウが自生していた海岸のすぐ近くにある。
自生地のオーナーから砂を貰って畑に入れ、地下茎を活用して増やしている。
もともとスナビキソウ(砂引草)という和名は、
海岸の砂の中に長い地下茎を伸ばして増えることからついた和名だという。
中城さんは地下茎の性質を上手に活用して、効率のよい繁殖に成功した。
写真は05年5月20日早朝7時43分に手前のスナビキソウ群を撮影したもの。
撮影の1分後に私は同所でアサギマダラを捕獲してSRS1102と標識した。
実はその個体が姫島から飛んで島外で再捕獲された第一号となったのである。
SRS1102は前日も同所で捕獲し、すでにSRS1070と標識済みだった。
この2日間の2重のマークを持って姫島を去り、何百キロもの距離を飛んで後、
何と埼玉県で6月6日に再捕獲されたのだ。詳細は、次項で述べる。
【上の写真はパラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「スナビキソウを保護する際にも何らかのアイデアと実行力が要るものだ」
----小さい旅は心の旅、発見の旅----
---SRSは地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
【撮影・解説:栗田昌裕 050520撮影050613記】
画像の無断複製・無断使用を禁じます。
 |
一つ前の画像に戻る |
 |
次の画像に進む |
 |
アサギマダラ リストヘ |
 |
3D昆虫園リストへ |
 |
SRS能力開発法のHP表紙に戻る |
|
|